外食産業等の食品業界において、2006年度中に排出した食品廃棄量が前年度に比べ1万t減少と発表(2000年度より統計開始後、減少は初)。
06年度食品廃棄量は1,135万2,000t。うち670万7,000tが飼料や肥料等に再利用されたが、飼料等への再利用率は59%と横ばい。因みに再利用率を業種別にみると、食品製造業が86%と高い一方、外食産業は最低の31%となっている。
発表者である農林水産省は業種ごとに2012年度までの再利用率向上の目標を設定。07年
12月施行の改正食品リサイクル法に基づき、外食産業では40%、食品小売業で45%等の目標を設定し、廃棄量減への取り組み強化を促していく意向である。
(農林水産省報告より)(M.Y)
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