日本人の20人に1人はADHD(注意欠陥、多動性障害)といわれ、成人に多くなってきているとされる。
しかし国際的な診断基準は小児や青年期に関するもので、成人の定義がなく、精神科でも馴染みが薄いのが現状。
判断基準を挙げると…
・細かく注意が払えないことが多く、うっかりミスが多い。
・作業に注意集中を維持できないことが多い。
・自分に言われたことを聞いていないように見えることが多い。
・しばしば指示に従えず仕事を完遂することが出来ない。
・課題や作業を取りまとめることが下手なことが多い。
うっかりミスは誰にでもあることだが、ADHDの人はそういったことが極端に生じてしまう。
またその特徴は多動性、不注意、衝動性だが、成人するにつれ多動性は治まり、不注意が残り易い傾向がある。(福島県立医科大・精神医学講座)(M.Y)
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