柿の渋みの元の成分である柿ポリフェノールには消臭効果や抗菌効果があり、口臭対策のガムや消臭スプレーなど利用価値は高い。
にんにく料理を食べた後に柿ポリフェノールを摂取する実験では、食後1時間たらずでもニオイを抑える結果がでており、食品由来のため安全性も高く、世界保健機関も安全性を認めている。
また、渋柿の成分には、食中毒の原因となるノロウィルスを駆除する効能が確認されているという。
柿の成分に、消臭効果や除菌効果があることが確認されたことから、今後、柿のエキスを活用した商品開発が進んでいくものと予想される。(日経新聞)(R.T)
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