「ゆるい」食感が流行

「ゆるい」は、引き締めずにゆとりのある様子を表す「ゆる」が形容詞化した言葉である。「ゆるい」は水分が多く、硬さや粘りが弱い食感を指し、粥、スープ、クリーム、プリンなどに主に使われる。「ゆるうどん」という商品名の即席麺も発売されている。コシが強くなく、オクラなどのとろりとした具材が特徴。また、「ゆる体操」が流行したことから、常日頃疲労を感じている現代人が口当たりの優しい食感や少し力を抜いた「ゆとり」を求めていることが伺える。（日本経済新聞）(R.T)