六甲バターは3日、8月1日納品分から家庭用と業務用のチーズを値上げすることを
発表した。価格の引き上げは2006年2月以来で、対象となるのは合計53品目。
オセアニア産原料チーズの価格が上昇したことに加え、中国やロシアでの需要の急増
が影響している。 (2007年7月4日本経済新聞他)
家庭用で値上げの対象となるのは「とろけるチーズ」(450g)など10品目。
値上げ率は商品により異なり12.3~15.0%。業務用では43品目の価格を5.0~25.9%
引き上げる。
「とろけるチーズ」:800円(税抜き)⇒ 920円(税抜き)
原料高騰の影響はすでに大手メーカーにもでている。2005年末、チーズ最大手の雪印乳業
が値上げを表明し、2006年に明治乳業が追随した。両者の定めた価格は将来的な原料価格
の上昇もある程度織り込んでいることもあり、今の所再値上げの動きはでていない。
(R・T)
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