肝硬変や脂肪肝の大きな要因とされてきた飲酒だが、肝疾患に詳しい須田医師(元慈恵医大准教授)は「(酒類の)飲み過ぎによる肝障害は50代以上に多いと述べる。ライフスタイルの変化で、若い世代ではアフターファイブに同僚との一杯が減り、酒量も減った印象がある。飲酒は以前ほど深刻な問題ではなくなりつつある」と指摘する。
こうした中、職場の定期健診などで大きな問題になっているのが過食や飽食、運動不足が原因とみられる脂肪肝。太っていなくても過食などが原因で起こり、放置すると動脈硬化などの要因とされるメタボリックシンドロームの原因にもなる。脂肪肝は働き盛り世代の肝障害のほとんどを占める。肝臓は“沈黙の臓器”といわれるように自覚症状に乏しく、ゆっくりと悪化するため注意が必要。脂肪肝のうち1割程度は重症化するが、多くの場合は食事中心の節制した生活で治りやすい病気だという。
ただ、同氏は、そのためとかく「やせれば治る」「アルコールを控えれば治る」という意識の人も多く軽視されがちで、実際、肝硬変に近い状態の人も少なくないとみている。 (参考:産経新聞)(M.Y)
こうした中、職場の定期健診などで大きな問題になっているのが過食や飽食、運動不足が原因とみられる脂肪肝。太っていなくても過食などが原因で起こり、放置すると動脈硬化などの要因とされるメタボリックシンドロームの原因にもなる。脂肪肝は働き盛り世代の肝障害のほとんどを占める。肝臓は“沈黙の臓器”といわれるように自覚症状に乏しく、ゆっくりと悪化するため注意が必要。脂肪肝のうち1割程度は重症化するが、多くの場合は食事中心の節制した生活で治りやすい病気だという。
ただ、同氏は、そのためとかく「やせれば治る」「アルコールを控えれば治る」という意識の人も多く軽視されがちで、実際、肝硬変に近い状態の人も少なくないとみている。 (参考:産経新聞)(M.Y)
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