環境省は、PETボトルの再使用のに関する実験結果を公表している。SMや宅配方式で販売したPETボトルを消費者から回収し、洗浄後にミネラルウォーターを入れて再度販売する形式で実施。回収率は宅配方式で95.4%を達成も、SM等の店頭では50.6%に留まっている。
実験は2008年8月末から3月末にかけ、百貨店やGMS等で実施。欧州で導入されているリユースの有効性を検証する狙いで商品価格130円に預かり金として10~20円を上乗せした。結果、宅配方式では販売した1,708本のうち、1,629本を回収。同省は輸送距離を短くするなどすれば、再利用に比べてリユースの方が環境負荷を低減出来るとみる。一方、店頭での回収率は5割に留まったことから、回収率を高める方法を検討する必要があるとしている。 (参考:日本経済新聞)(M.Y)
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