犬や猫のように鳴かず、しっぽも振らないが、飼い主には時折、人間らしい表情を見せるウサギ。そんな愛らしさにはなった飼い主が公園やカフェにウサギ連れで訪れる姿が目立つようになっている。うさんぽとは「兎」と「散歩」を合わてつくった造語である。
うさんぽの基本は、兎にリード(手綱)やハーネス(引き具)を装着して、公園で遊ぶスタイルだ。ただし公園までの行き帰りは、兎をキャリーバッグなどに入れて移動する。公園では兎を呑気に遊ばせたり、その様子を写真に収めたり、愛好家同士が集まって情報交換したりなど、様々な遊び方がある。
昨年12月にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のミクシィ上で発足した「全日本うさぎ普及委員会」は会員数が200名を突破するなどブームとして広がっている。 (参考:日経流通新聞)(R.T)
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