女性上司は部下のやる気を高めて、部下からの評価も高い。JTBモチベーションズ(東京都港区)がこのほど、上司の性別と部下のやる気との関係についての調査結果を公表した。
その結果、「今の仕事が好き」との回答は、女性上司がいる男性グループで63.2%と最も多く、一方、他の3グループは54~58%にとどまった。「今の上司だとやる気になる」と答えたのは、男性上司の場合が29.4%だったのに対し、女性上司の場合は38.4%だった。
いずれも上司が女性のほうが、仕事への満足度や上司への評価が高い傾向だった。因みに上司の嫌な点を幾つかの選択肢から複数選んでもらったところ、最も高かったのは、男性上司がいる女性が選んだ「リーダーシップがない」(33.5%)。 このまだ女性の上司は少なく、現在上司になっている女性は、多くいる男性上司の平均と比べて資質的に優れている可能性があるとした上で、社員のやる気を高めたいと思う企業は、女性上司を起用してみるのも一つの方法とも捉えられている。 (参考:朝日新聞)(M.Y)
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