がんや心筋梗塞などの循環器疾患を起こさず、今後10年間を生きる可能性が最も高いのは、「禁煙、月1~3回の飲酒、BMI(体格指数)25~27」の人であることが、厚労省研究班による調査結果から判明された。禁煙や節酒の取り組みは生存率を向上させるが、BMIだけ下げても変化はなかった。がん、循環器疾患を減らすには、肥満対策よりまず禁煙・節酒を推進することが重要。国民全体の健康対策として取り組む場合、肥満中心の手法は適切ではない可能性があるとして、肥満改善を重視する現在のメタボ健診に疑問を投げかけている。 (参考:毎日新聞)(M.Y)