少子化や晩婚化が進み、子供のいない家庭が増えており、現代の日本では子供の数より飼育されているペットの数の方が多くなっている。
ペットフード工業会によると、2007年に国内で飼われていた犬やネコは2,552万頭。2002年の約1.5倍となる。一方、総務省が推計した2008年4月1日時点の15歳未満の子供の数は1,725万人で、犬やネコが約5割を上回っている。ペットフードメーカー各社が栄養価の高いドックフードを相次いで発売し、犬、ネコの寿命が伸びてきている。現在は一般に高齢期とされる7歳以上の犬やネコが約5割を占めているという。
首都圏を中心にペットが飼えるマンションも増えている。今後も子供のいない若者夫婦や退職した団塊世代を中心に犬、ネコを飼う人は増えると思われる。それに合わせ、ペット関連のサービスも盛んになると考えられる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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