日経産業地域研究所が実施した消費者調査で、3~4年前よりも好きになった食材として、肉や野菜を抑えて魚が首位となっている。特に男性で好きになったと回答している人が多い。年代別でも20~60代まで幅広い層が好きになった食材として魚を挙げていることから、加齢による嗜好の変化だけではないといえる。
和食回帰傾向に加えて、健康志向が魚の見直しに繋がっていると思われる。魚に対するイメージとして「おいしい」と回答した人の比率は男女とも同じだが、「体に良い」は女性の方が高い。しかし、女性の「好きになった」比率が低い背景には、魚をさばく手間を嫌うことあるといえる。魚消費を拡大するためには、調理時の手間や負担感の軽減が必要になると思われる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
コメント