富山大学、東海大学の教授らが実施した調査によると、血中コレステロールの濃度が低いと死亡率が高まることが判明した。普通一般的には、コレステロールは高いほど心筋梗塞などリスクが高く危険という認識があるが、一方低すぎるとがんや、感染症などのリスクが高まることを指摘している。血液中の総コレステロール濃度によって4つのグループに分け、3番目に高いグループを標準とし、他のグループの相対的な死亡リスクを算出。男性の場合、最もコレステロール低いグループは標準的なグループと比較して死亡率は1.6倍となっている。女性の場合は、死亡率は1.4倍になったという。一方で標準的なグループよりコレステロール値が高いグループは高くなるほど死亡率が低くなる結果が出たとしている。(参考:読売新聞他)(R.T)
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