比較的軽症の患者が、夜遅くや休日に救急外来を訪れて診療を受けることをコンビニ検診と呼んでいる。コンビニを利用するような手軽さで救急外来を利用する人が増えている。特に子供の体調が変化した場合に、危険度合いがわからない親が増えていることや親自身の生活時間に合わせる形で、救急外来を利用するケースが増えていることが要因といえる。このため、重症患者の対応が困難となったり、医師の負担が重くなったりするなどの問題が出てきている。
親に対する対策は始まっており、夜間に子供の体調が変化した場合には小児救急電話相談など、医師に相談することができるシステムもある。救急外来の機能を鈍化させないためにも、親の意識改革も求められている。(参考:日経流通新聞)(R.T)
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