街中の薬局などで購入できる大衆薬で、医療用医薬品の成分を転用した「スイッチ薬」の販売が拡大している。背景には政府が、医療費抑制のために患者が薬代を自己負担する、スイッチ薬の承認に積極的であることが挙げられる。また、スイッチ薬のもとになる医療用成分を豊富に抱えている外資系メーカーが日本市場で存在感を高めてきている。(参考:日経産業新聞)(R.T)
スイッチ薬
医者が処方する医療用医薬品の成分を転用した大衆薬。大衆薬に配合できる成分には制限があるため、新たな適応を持つ薬や、より効き目の強い薬を開発する場合、原則として効果や安全に実績がある医療用成分を転用することになる。
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