仲の良い母や娘が一緒に買い物や娯楽を楽しむ「母娘消費」が多様化している。
晩婚化に伴って、時間に余裕のある20代後半から30代前半の女性が増えていることが背景にある。
娘世代にとっては母親の「財力」をあてにでき、母親にとっても娘と一緒という安心感からつい財布のヒモが緩む。
こうした「母娘消費」を取り込もうと様々なサービスが登場している。
エステや旅行プランに代表されるようなサービス業はもちろん、最近は30~40代の女性が親と同居することを前提とした住宅まで登場した。積水ハウスが販売する「カーサ・フィーリア 娘と暮らす家」で、娘の部屋にもキッチンを設置するなど、娘の要望を取り入れた自由同の高い設計が可能となっている。(日経新聞)(Y.A)
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