東京海洋大学の矢澤一良教授と富士化学工業の研究グループは、アスタキサンチンに体脂肪を低下させる機能があることを発見した。これにより、アスタキサンチン配合の食品が抗酸化だけでなく、メタボリックシンドロームの予防、ダイエット、スポーツ用食品素材としての活用が見込まれる。
アスタキサンチンには脂質代謝促進による機能もあり、ダイエット中断後のリバウンド作用を防止できる効果も期待される。また、糖尿病合併症の予防や眼疾患との関係、スポーツパフォーマンス向上、血圧低下作用など、その幅広い生理機能と作用のメカニズムが明らかにされつつあり、予防医学の視点からも強い関心が持たれている。アスタキサンチンは、サケやカニなど水産物に含まれるカロテノイド類。(参考:化学工業日報ほか)(N.U)
※参考 キラリ発見 美容健康10月11日
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