ツムラライフサイエンスは国立精神・神経センターなどと共同で快眠睡眠を得るための「浴用剤入り入浴と覚醒レベルにおよぼす影響」と題する治験結果を発表した。
結果
芳香揮散性に優れた「ゆず系」入浴剤が覚醒状態を保ち、睡眠の質を向上させる効果があることを発見した。また「ゆず」ほど効果は高くないが、「森林芳香」でも同様の効果が表れることも治験の結果判明した。同社では、今後睡眠を切り口に製品化を行うとしている。
夕食後にうたた寝をすると、就寝直前の覚醒状態を悪化させる原因となり、快適な睡眠の妨げになる。就寝前には質の高い覚醒状態を維持していることが、よく眠るための要件とされており、今回の治験はそれを検証したものとなっている。(2007年7月13日 化学工業日報他)(R・T)
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