O2O(オー・トゥー・オー)とは、オンライン・トゥー・オフラインの略。消費者がインターネットで得た商品の価格や評判、割引情報などを基に実際の店舗で商品を購入する消費行動の他、企業による販促手法を指している。小売店にとって限定セールなどの情報を幅広く発信して消費者との接点を増やせる他、冷蔵庫などの白物家電のように価格競争力が比較的高いとされる商品をアピールして集客に繋げられる利点がある。各企業ともクーポンのメール配信や交流サイト(SNS)を活用して消費者の来店を促す取り組みが広がっており、スマートフォンの普及も背景にO2O市場は拡大すると思われる。
(参考:日本経済新聞)(R.T)