ホテルと企業がコラボレーションして演出する宿泊室は「コラボルーム」と呼ばれている。コラボ(連携)した企業の商品やブランドイメージをテーマに部屋を演出し、宿泊客に利用してもらう。
部屋の演出は様々で、提携企業の化粧品、家具、家電などを用いる場合は部屋の中に設置し実際に利用してもらう形となる。ドラマや映画などの作品を用いる場合、部屋で鑑賞できるようにしたり、ポスターやパンフレットを設置することで作品全体の世界観を感じてもらう。ドラマに出てきた料理をレストランで提供するといった試みも見られる。
どの業界でも、新規顧客の獲得に関しては苦労していると思われる。コラボルームは、提携企業にとっては販促機会の拡大に繋がり、ホテルサイドにとっては新規顧客の獲得に繋がることから、双方にとってメリットがある取り組みと言える。(参考:日経流通新聞)(R.T)
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