メタボリックシンドロームと判定される人の約4割が、メタボが原因で仕事に悪影響を及ぼしている。こんな実態が、中性脂肪の低減などに効果のある成分「糖転移ヘスペリジン」を研究する医師や研究者で構成される「糖転移ヘスペリジン・ビタミンP研究会」のインターネット調査で明らかになった(2010年1月8~11日に実施。メタボリックシンドロームと判定された30~40代男性サラリーマン400人から回答)。
調査結果によると、仕事が原因でメタボリックシンドロームになった「36.5%」、メタボリックシンドロームが仕事に悪影響を及ぼしている「37.8%」と、3人に1人が仕事とメタボの関係を意識していた。また、9割以上がメタボリックシンドロームの改善を希望しながらも、実際に日常的にセルフケアしている割合は半数以下だった。この結果について、大阪大学医学部附属病院の山下教授は、「多忙なサラリーマンの中には、運動や食事コントロールなどの基本的なセルフケアにさえ手が回らないという方もいると思う。そのような場合、機能性素材を摂取するのも一つの選択肢。」と述べる。 (参考:J-CASTニュース)(M.Y)