専門家によると、動物の鍼治療は古くから行われており、数千年前の中国の記録にも馬や家畜への施術の記述があるほどだが、獣医鍼治療は関節炎、急性損傷、股関節異形成、呼吸器疾患、免疫系疾患など多数の障害に有効であり、様々な家畜およびペット、さらにスナネズミや鳥などの小動物にも効果があるとされている。鍼治療は単独で効くこともあるが、西洋医学との併用が最適であることが多く、例えば感染症がみられるときは、(鍼治療によって)血行を改善するとともに、細菌を死滅させる抗生物質を用いるのが良いとされている。 (参考:HealthDayNews)(M.Y)