患者数が少ない希少疾病の治療薬あるオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)は薬事法に基づき、研究開発を支援する制度がある。製薬会社は患者数が多く、売上げが大きくなりそうな新薬の開発に注力しがちで、希少疾病について後手に回る場合が多いからである。政府は独立行政法人医薬基盤研究所を通じ、希少疾病薬の開発新興に力を入れている。
研究開発にかかった直接経費の半額を上限に、医薬品基盤研究所から助成金が得られる。法人税額の一定比率を上限に助成金を除く研究開発費の一部を控除する税制支援措置もあり、現在は約200品目が指定されている。(参考:日経産業新聞)(R.T)
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