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ハイジニーナ

美容のためアンダーヘアを全て処理した女性をハイジニーナと呼ぶ。欧米では一般的な美容法だが、近年日本でも注目されている。この美容法を欧米ではブラジリアンスタイルと呼ぶ。海外ではエステや脇の脱毛などと同じく、れっきとしたボディケアとして認識されている。
実践者はメリットとして「清潔さ」「露出度の高い水着との相性の良さ」などを挙げている。これを目的とした脱毛商品やエステサロンのメニューが少しづつ増えてはいるが、アンダーヘアについての意識が欧米とは異なる日本で、この美容法が一般化するかはわからない。（参考：日経流通新聞）(R.T)

フェイクスイーツ

樹脂の粘土やフェルトなどを材料に使った「フェイクスイーツ」と呼ばれる、本物そっくりのお菓子作りがＯＬや主婦の間で人気となっている。作り方を教える本や教室、素材の販売店はいずれも販売は好調である。もちろん食べることはできないが、本物と違って自分の力作をいつもでも飾って楽しめるのが魅力という。手芸用品店や100円ショップでも道具が手に入り、初心者でもある程度の作品が作れる手軽さも人気の要因といえる。（参考：日経流通新聞）(R.T)

スヌーズ機能

最近の携帯電話に搭載されている機能で、簡単に言えば「寝過ごし防止」機能のこと（スヌーズという言葉は「うたた寝」「居眠り」という意味）。携帯電話のアラーム設定の中で、日時設定と併せて、このスヌーズ機能を設定（ＯＮ→作動間隔分／秒）すると、設定した時間間隔ごとにアラームが作動し、特定の解除スイッチを押さなければ完全解除されないしくみとなっている。例えば、スヌーズ＝１分間と設定した場合、１分ごとにアラームが鳴り、これが繰り返されるという、通常の目覚まし時計で既に知っている機能である。解除するには、特定の操作が必要になっているため、寝ぼけながら、無意識でアラームを解除してしまい、遅刻する・・・という事態を回避することができる。(K.Y)

足冷え族

最近、働きざかりの20代男女に足先が冷える「足冷え族」が増えているという。シトルリン代謝向上研究会が2008年12月に行った20代～60代の男女1000人に対するアンケート調査によると、「20代男女の、最も感じている冬の悩み」は男女いずれも「冷え性」がトップ。その中でも、97.5％の男女が足先に冷えを感じると答えている。
女性は男性に比べ筋肉量も血流量も少ないためもともと冷えやすいが、男性もストレスが原因となり、自律神経のバランスを崩すことで血管が収縮したまま硬くなり、血流が悪くなっている人が非常に多くなっている。
冷え性に対策の手段としては、靴下をはいて寝たり、お風呂にゆっくりつかったりという策が考えられる。その他には、2007年に厚生労働省により新たに使用が認められた成分「シトルリン」にもまた冷え性対策に良い効果があると言われている。シトルリンには体内で一酸化窒素の生成を高め、血管を拡張する作用が解明されている。血管が拡張されると血液がよどみなく流れるから、冷え性の改善が期待されるという。最近は、シトルリンが含まれたドリンクも発売されており、冷え性対策として重宝するかもしれない。（参考：ＪＣＡＳＴニュース）(R.T)

○○女子

最近、「○○女子」といった呼び方で女性を表す言葉が増えている。どの言葉も、女性の「行動」「意識」に焦点を当てており、身の回りの女性に対する些細な現象の理解に役立ちそうだ。世代間での意見の違いを対立させ「対」にした言葉など、女性の性格や生活をうまく表現しているといえる。女性を表現するにあたり、世代という枠を超えた新しいマーケティングの基軸となるかもしれない。(R.T)
例：「紅一点女子」と「おやじ女子」
　　　紅一点女子　→　女性には厳しく男性にはかなり甘い
　　　おやじ女子　→　男性以上に女性に厳しい

「酩酊」の意味

男性の言う“泥酔”状態は、女性の言う“ほろ酔い”状態や研究者らが考える“酔った”状態と同じかどうかわからないことが謳われている。
飲酒をする人が酔った状態の説明に用いる言葉の「酩酊」とは、研究者らが用いる言葉と全く異なり、解釈や理解に限界が生じるとされている。特に男女間では酔いに関する言葉は中等度または重度の酔った状態を表し、“酔った”は中等度と重度の間を示していた。男性の方が“泥酔”など重度の酔いを示す言葉を用い、語調も強く、女性は“ほろ酔い”など穏やかで、比較的婉曲的な言葉を用いる傾向が認められている。　（参考：HealthDays News)(M.Y)

ムードフード

ムードフードとは、気分を和らげる効果が期待できる食品のこと。具体的にはその成分として睡眠の質を改善し、抗ストレス作用をもつ食品成分やハーブが挙げられる。
ちなみにテアニン、ギャバ、グリシンなどはおなじみである。ダイエットには様々なストレスがかかるが、この機能をもつ食品も期待されている。　(M.Y)

シングル介護

高齢の親を、独身の子供が介護することをシングル介護と言い、近年の非婚者増加に伴い問題が顕在化している。問題の深刻さは、子供が仕事と介護の両立で悩む点にある。配偶者がいればこれらを分担できるが、非婚者の場合は不可能となる。また親子が離れて生活する場合、子供は遠距離介護を行うか、仕事を変えて実家に戻る必要がでてくる。総じて結婚している人に比べ、肉体的、精神的、経済的な負担が大きくなるのである。介護の世界では、核家族化、少子高齢化の進化に伴う問題がでてきており、官民とも対策が後手に回っているのが現状である。（参考：日経流通新聞）(R.T)

アバター

インターネット上のＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）やオンラインゲーム、仮想空間などで画面上に表示される利用者の分身をアバターという。入会時に男女別の共通のキャラクターが配布され、有料もしくは無料で衣類などのアイテムを追加する仕組みとなっている。
着せ替え人形のように、服装や髪型を自由に選んで自分の好みに合わせて変えることもできる。最近では、飲料やアパレル企業と組み販売促進の一環としてブランドマークなどが描かれたアバターが登場するなど幅広く活用されている。（参考：日経産業新聞）(R.T)

パパ友

パパ同士の友達の事を「パパ友」という。ママ友のパパ版である。育児にかかわる情報交換や交流の目的で、人脈作りに取り組む父親が増えている。パパ友という言葉が広まってきた背景には、男性の間で育児への参加意識が高まっていることがある。
育児休暇の取り方、近所での人間関係の作り方など未知のノウハウが多い。そこでママ友を通じて家族同士で知り合いになったり、ネット上で父親サークルを立ち上げるなどして人間関係の構築を行っている。仕事社会中心の男性に地域社会との関わりは大きな課題である。積極的に情報交換を行う父親も増えていることから、それを支援する組織の構築やイベントの開催などといった取り組みへの期待が高まっている。（参考：日経流通新聞）(R.T)