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爽快感があるヘアケア商品が人気

男性用のシャンプーやリンスなどで、清涼成分を配合した商品の売れ行きが好調となっている。連日の猛暑で、髪を洗った後の爽快感を求める男性が増加しているのが要因とされている。また、女性でも、髪の美しさに重点を置いた女性向け商品から、男性用のヘアケア商品に切り替える動きも出てきている。そのため、シャンプーなど従来は詰め替え用に比率が高かったが新規に本体を購入する消費者が増加している。爽快感を求める消費者が増えていることから、頭皮に詰まった汚れを落とす専用ブラシも前年と比較すると販売が好調となっている。（参考：日本経済新聞）(R.T)

小型扇風機の販売が好調

最高気温が30度を越す真夏日が続いていることから扇風機の販売が好調となっている。今年の夏の売れ筋は小型の扇風機である。軽装で過ごすクールビズの普及で冷房温度を高めに設定する職場が増加しており自分専用に小さめの扇風機を購入する人が相次いでいる。
また単に小さいというだけでなく、付加機能が付いた商品の人気が高い。アクセサリーなどの小物を載せる台が付いたタイプだと、芳香剤を置くと扇風機の風で良い香りを楽しめることから女性の購入が多い。パソコンのＵＳＢ端子に接続して使用するタイプも人気で、若年層を中心に購入するケースが増えているという。大手メーカーの通常の扇風機の売れ筋価格は8,000～9,000円だが、小型機は専門メーカーなどが市場を独占しており、価格も1,000～4,000円と低価格なことも、人気の要因になっていると思われる。（参考：日本経済新聞）(R.T)

ベビーカー1人に2台

ベビーカーには種類が2種類あり、①生後１ヵ月～２ヵ月以降の子供を対象とした寝かせて乗せるタイプと、②生後6～7ヵ月から座らせて使うタイプである。価格は、①のタイプで3～6万円、②のタイプになると2万円前後となり、子供の成長に合わせて買い換える消費者が増えている。また、子供の首が据わって散歩にでる機会が増えてくると、ベビーカーの他に、軽くてコンパクトな「バギータイプ」も購入し、生活シーンで分けて使用するケースも多い。
ベビーカーを購入する際に重視する点としては、「軽くて使い易い」「走行時の振動が少ない」などに加えて、革ばりで高級感がある、シートの通気性を調節することができ保温・放熱効果が高い点なども選ぶ時の基準となっている。（参考：日経産業新聞）(R.T)

目薬の値段は様々

目薬を購入しに行くと、多様な製品が店頭に並んでいる。価格は300円から1400円前後と様々である。製品の価格差が目的に合った目薬を選ぶ基準となっている。比較的安い300円～500円前後の製品は、清涼感など差し心地を重視したものが多い。一方、800円を越える価格帯となると高い機能や優れた効能に焦点を当てた製品多くなっている。低価格製品と高価格製品の違いは、効果の違いに表れている。成分の違いで効果が違い、価格に影響を与えていると思われる。
高価格帯製品の目薬は機能が細分化される傾向が強くなっている。自分の症状を正しく把握し、薬剤師などに相談することで、自分に適した製品を選ぶのが良いと思われる。（参考：日本経済新聞）(R.T)

野菜入りが人気

スーパーで、水産練り製品の売上げが伸びており、さつま揚げのように野菜などを混ぜ込んだ練り製品の人気が高い。水産練り製品は原材料高などを反映して、メーカーによる値上げが相次いでいる。しかし野菜入り製品の店頭価格は下落もみられ、割安感が強まっている。
背景には「健康志向」や自宅で夕食をとったり晩酌したりする「内食志向」がある。飲酒運転の罰則強化や内食志向を受けて家庭でおつまみを食べる機会が増えていると考えられる。今後もかまぼこやちくわなどの値上げが予定されており、魚肉に使用量が低い製品の割安感は弱まりそうもない。（参考：日本経済新聞）(R.T)

ミニ野菜

通常の大きさよりも小さい「ミニ野菜」の種類が一段と増えている。ハート形のミニトマトや手のひらサイズのカリフラワーなどで、産地でも栽培に取り組む動きが広がっている。消費者にとっては１回の料理で使いきれるサイズで無駄がないうえ、見た目も楽しめるということから需要が高まっていると言える。
昨年から今年にかけて産地での栽培面積が増え、スーパーなど小売店の店頭でも見かけるようになってきた。種苗会社は特徴のあるミニ野菜の種類を増やすことで、自社の種の取り扱い量の拡大を狙っている。今後は農家へも、狭い面積で栽培できることや、軽くて収穫しやすいことから、女性でも栽培しやすい点をアピールしていくとしている。（参考：日本経済新聞）(R.T)

サーキュレーターの販売が好調

空気を循環させ、室内の温度を均一化させる効果があるサーキュレーターの販売が好調となっている。店頭には５月の大型連休明けから並び始め、需要期である７月に入り商戦が活発化していることから、価格も下がり始めており今後も需要が増加すると思われる。
サーキュレーターはエアコンと併用することにより、冷風や温風を効率良く循環させることができる。省エネ意識の高まりもあり、この２～３年で認知度が急速に高まっており、一般家庭の他オフィスでの需要も多くなっている。（参考：日経産業新聞）(R.T)

梅雨の晴れ間も車内熱中症に注意

真夏に起きやすい自動車内の幼児や乳児の熱中症が、実は気温がそれほど上がらない梅雨や春先でも多発していることがわかった。日差しが強くなくても、車内はすぐに真夏と変わらないほどの高温になってしまうため、梅雨の晴れ間の過ごしやすく感じる日でも、注意が必要となっている。

日本自動車連盟は2007年４月下旬、埼玉県の駐車場で晴天下の日の出から日没まで、乗用車の内と外の温度変化を調査した。テスト日の最高気温は午後１時４０分の２３．３度だったが、ドアや窓を閉め切った車内は午前１１時５０分にはフロントガラス付近で５７．５度、ダッシュボード付近で７０．８度を記録、運転席付近も午後２時１０分には４８．７度にまでなった。環境省環境安全課は「乳幼児は汗腺が未発達で、体温調節は体表からの熱の放散に頼っている。車内温度が体温を上回ってしまうとそれができなくなり、熱中症のリスクが高まる」としている。（参考：朝日新聞）(N.U)

イオンスチーマーの販売が好調

顔に水蒸気を吹き付けて肌の調子を整えるイオンスチーマーの販売が好調である。家庭でエステで受けられるような肌ケアができるのが幅広い層の女性や若い男性に受けている。肌の状態に合わせた繊細なケアが売り物の商品も増えている。売れ筋価格は1万8,000円～3万5,000円程度となっている。
イオンスチーマーは市場に登場してまだ5年程度だが、すでに旧型から新型のタイプに買い換える消費者も多い。購買層は20歳～50歳代が中心となっているが、20代の男性にも人気で、また最近では美容への関心が高くなってきている中高年男性の需要も高く、夏のボーナスで購入を考えている消費者も多いと思われる。（参考：日経産業新聞）(R.T)

家庭用除湿剤の販売が好調

家庭用除湿剤の売れ行きが好調となっている。関東甲信越地方、東海地方では平年よりも１週間ほど早く梅雨入りするなど降水量が多いことが除湿剤の販売増大に繋がっていると考えられる。年間を通して販売される商品だが、春や秋に行う衣替えの時期に防虫剤と一緒に購入する消費者が多いことから販売のピークは7～10月となっている。
商品では、3個入りのタンクタイプはかつて店頭での販売合戦が原因となり、価格が100円を切ることもありメーカーや販売店の利益を圧迫していたが、最近では160～200円と落ち着いている。しかし、原油高の影響から容器価格が上昇しているため利益性は高いとは言い難い。メーカー各社は炭入りやブーツ用といった付加価値製品を市場に投入することで利益の向上を目指している。（参考：化学工業日報）(R.T)