オーストリッチとはダチョウのこと。オーストリッチの油脂は、ヒトの皮膚になじみ易く、皮膚の保護、保湿、修復などに優れていたため、古くからオーストラリア先住民族に重用されてきた。この優れた特徴は、オーストリッチオイルとヒトの皮脂の組成に似たところが多く、なかでも特にパルミトレイン酸を含有している効果が大きいとされている。因みにオーストリッチの皮革は、滑らかで耐久性に富み、高級皮革の代名詞にもなっている。 (M.Y)
少ない予算でおしゃれを楽しむ人。景気後退を意味するリセッションとおしゃれな人を意味するファッショニスタの合成語である。従来のファッションは高級志向が強く、安物はばかにされる傾向があった。だが、不況で価値観が逆転。節約型が尊敬されるようになった。低価格衣料店で購入した服や、フリーマーケットで入手した古着を着こなすことがオシャレ上手となった。同語が登場したのはリーマン破綻前夜のアメリカ。最近のアメリカでは衣料の物々交換パーティーを主催する人もいる。また、高級店の客の中には、買い物後、購入品をわざわざ質素な紙袋に移し替える人まで現れているという。この流行現象は、世界各国で衣料品の低価格業態が盛況であることとの符号している。 (参考:日経流通新聞)(R.T)
楽天は3月12日、「楽天市場」に、中古品だけを集めた「中古市場」をオープンしている。昨年からユーザーの節約志向が高まり、割安な中古品の需要も高まっていることを受けて開設したという。「カメラ」「PC・周辺機器」「家電・AV」「ゲーム・CD・DVD」「楽器」「本・雑誌・コミック」の6ジャンル・約45万点の商品をそろえている。今後はバッグやサイフのブランド品、インテリア用品など対象ジャンルを増やしていき、店舗がユーザーから中古品を買い取る仕組みも構築することも視野に入れている。(参考:ITmediaニュース)(R.T)
基本的なサービスを無料で提供し、高度なサービスに対して課金するビジネスモデル。フリー(無料)とプレミアム(割増金)の合成語。米国のベンチャーキャピタリストがブログ上での議論で生み出した言葉で、ネット系の報道媒体でも用いられるようになった。同手法はモデルとして古典的だが、ネット上のサービスとの親和性が高いため改めて注目されている。具体的にはブログサービスが有料で広告を外したり、オンラインゲームが「プレーではなくアイテムに」課金する場合などがある。モデル成立のための条件として、無料サービスが簡単に利用できクチコミなどでの利用拡大が見込めることが挙げられている。(参考:日経流通新聞)(R.T)
枯れている「オジサン」の略。枯れたといっても、年老いて元気がなくなったおじさんの事ではなく、ちょい悪オヤジとはまた違った渋さがある男性を指す。「1人の時間を持て余さない」「路地裏がにあう」「ビールは缶よりビン」などがカレセンの条件として挙げられている。最近の女性は「癒し」を求めている傾向が強い。若い男性や中途半端なおじさん世代だと、女性を女性として見られるが、カレセンだと人生経験を積んだ「おじさん」なので、心が大きく、若い人にはない心の大きさ(包容力)が、女性から見ると魅力的に映ることから人気が高まっている。(R.T)
入学したばかりの児童が集団生活になじめず、授業時間中に私語が絶えなかったり、歩き回ったりと、担任が学級運営に苦労するという「小1プロブレム(問題)」。これは入学以前のしつけが不十分であることも原因だが、子供が環境に対応できないことも原因とされている。遊び中心の幼稚園と学習中心の学校とでは活動方針が大きく異なる。幼稚園と学校がお互いに人的な交流を深めたり、合同研修を行なうなど、環境変化を埋める様な連携をはじめている。(参考:日経流通新聞)(R.T)
子供と動物が日常的に触れ合う機会をつくる「動物介在教育」と呼ばれる試みが注目を集めている。動物と接する機会を与えることで、相手を思いやる気持ちや、自分より弱いものをかばおうとする力がつくなど、命の大切さを教える情操教育にも役立つとしている。また、動物と遊ぶことでリフレッシュ効果があり、勉強への集中力アップが見込めるとの指摘もある。動物と教育のかかわり方を科学的に探ろうと専門学会を立ち上げる試みも始まっている。(参考:日本経済新聞)(R.T)
女性がローライズジーンズ(股上の浅いジーンズ)と短めのTシャツ(クロップトップなど)を着ると、お腹が露出した状態になる。その際、不幸にもパンツの上で贅肉がはみ出すことがある。パンツ上部で贅肉がはみ出している様子を、英語圏では、「はみだしている贅肉」を指す言葉として、マフィントップ(muffin top)という俗語が使われている。お腹の出っ張り具合とマフィンの形が似ているためこう呼ばれている。(参考:日経BPネット)(R.T)
「日本茶インストラクター」の別名。日本茶についてその効能、おいしい飲み方、お茶の種類・収穫地などの知識を持っていることを認定する資格。日本茶が健康に良いことが最近の研究などで明らかになり、社会的な関心が高まってきたことが背景にあり人気が出ている。資格を取得することで、日本茶教室の講師や和風カフェのプロデューサーといった道も開ける。資格取得者が居る日本茶を楽しめる喫茶店もあり、都内では日本茶カフェも急増中。資格取得者は、全国で約2500人にまで増えている。(参考:読売新聞)(R.T)
おまけが飛び出す入浴剤などおもしろさを強調した入浴剤や、湯船に浮かべる「バスライト」など、ゆったりと入浴を楽しむためのグッズの販売が好調で、1年で最も寒さが強まるこの時期、外出を避ける巣ごもり傾向も重なり、風呂を気分転換の場に変える「湯ごもり消費」の需要が高まっている。(参考:日本経済新聞)(R.T)