少ない予算でおしゃれを楽しむ人。景気後退を意味するリセッションとおしゃれな人を意味するファッショニスタの合成語である。従来のファッションは高級志向が強く、安物はばかにされる傾向があった。だが、不況で価値観が逆転。節約型が尊敬されるようになった。低価格衣料店で購入した服や、フリーマーケットで入手した古着を着こなすことがオシャレ上手となった。
同語が登場したのはリーマン破綻前夜のアメリカ。最近のアメリカでは衣料の物々交換パーティーを主催する人もいる。また、高級店の客の中には、買い物後、購入品をわざわざ質素な紙袋に移し替える人まで現れているという。この流行現象は、世界各国で衣料品の低価格業態が盛況であることとの符号している。 (参考:日経流通新聞)(R.T)
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