お湯で希釈する濃縮飲料が売れている。カルピスの「ほっとレモン」や前田産業の乳酸菌飲料「ミルトン」の販売が好調という。缶飲料などに比べて1杯当たりの値段が安く人気を集めている。濃縮飲料はかんきつ類を使用した商品が多く、ビタミンCが豊富に含まれており健康に良いといった理由から、30代の主婦が子供に飲ませるおやつとして購入するケースが増えている。(参考:日本経済新聞)(R.T)
ランチメート症候群とは、1人で昼食をとることに不安を覚え、1人で昼食をとる姿を見られるのは恥ずかしいと、隠れて昼食をとる症状のことをいう。近年若い女性を中心にこのような症状で悩む人が増えており、重症となると登校拒否や出社拒否を起すこともある。理由としては女性は小集団で群を作りたがり、1人でいると寂しく、ダメな人間と考えてしまう傾向が強いことが挙げられている。また、誘いを断られた場合、自分が傷つくのが怖いという対人過敏の人が多いことも関係していると考えられる。若年層はメル友に熱中していることなどもあり、人間関係を築くのが苦手になっており、孤独に対する不安も大きく、うわべでもいいから友人を装いたいという意識が強くなっている。ランチメイト症候群は、人間関係の希薄さやストレス社会が生み出した心の病の1つとであると言える。(R.T)
バレンタインに贈るチョコとして、友人に贈る「友チョコ」自分へのご褒美として贈る「マイチョコ」のほか、「逆チョコ」というものがある。逆チョコとは男性が女性に贈るチョコである。そもそも、バレンタインのチョコレートに限らず、ちょっとしたプレゼントをもらうのは誰でも嬉しいもの。男女関係なく、女性も「自分ももらってみたいと」いう気持ちになるのはわかる気がする。森永製菓が行った意識調査によると、「男性が女性にチョコを贈ってもよい」と答えた男性が72.8%に上った。日本ではバレンタインに女性が男性へチョコをプレゼントするのが主流だったが、男性から女性への「逆チョコ」も定着してほしいとチョコレート業界は期待しているようだ。「逆チョコ」を贈る気持ちについて(複数回答可)は61.0%が「感謝」、40.5%が「友情」とし、「愛情」の24.5%を上回る結果となった。バレンタインデーは男性も女性にチョコを贈ることが定着する時代がくるかもしれない。(参考:毎日jp)(R.T)
「男子スイーツ部」とは、甘い物好きの男性のために、ニフティと小学館の雑誌「DIME」が共同で開発したサイトの名称。デザートに関する口コミを投稿できるサイト「@nifty スイーツ部」内に開設。現在、部員を募集している。部員として会員登録すると、自分が食べたデザートやお店に関する口コミを投稿したり、「オフ部会」に参加できる。オフ部会では、「バレンタインでもらってうれしい絶品チョコ食べ比べ」や「新鋭スイーツ店での新商品試食会」など、さまざまな企画を実施。その様子をサイトやDIME誌面で紹介するとしている。スイーツ好きな男子が増えている中、潜在的なスイーツ好き男性の消費意欲を刺激するサイトの1つであるといえる。(参考:ITmediaニュース)(R.T)
団塊の世代がひ孫と接する時期になれば、祖父の存在が重要になってくるといった見方が出てきており、男性における孫・ひ孫育ての力(祖父力)が見直されている。保育園で実際に子供と交流するなど現場の経験を積むことが祖父力を鍛えることに繋がる。祖父母や曽祖父母は細かく言わず、余裕をもって子供と接することから、若年層から好まれる傾向が高く子育てへの協力を得やすいと考えられる。また、曽祖父など身近な親族が老いていく様子を見て育てば、高齢者に親身になって接しようという思いがわいてくる。それは世代間の結びつきを強め、高齢化社会を支える基盤になると考えられる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
わけありとは規格外の商品、わけあり商品とは生産の過程で割れた物や傷がついた物、大きさが揃っていない野菜や形が歪んでいる果物などをさす。一般的には市場に出回ることはないが、通販などでわけあり商品を安く購入出来る。型崩れしたブランド雑貨もわけあり商品として扱っている通販サイトもある。わけあり格安品の需要は、米国発の金融危機が起きた昨年秋から急増している。従来は年間数十億だった関連商品の売上が2009年には500億円前後になるとの見方も出ている。野菜など見た目が悪い規格外の商品であっても、実質価値があれば潜在需要を掘り起こせる。そこで得た利益をうまく生産に活用すれば、生産コストを抑えることもできることから、規格自体を見直すことが求められている。 (参考:日経産業新聞)(R.T)
スーパー大手が一斉にネットスーパー事業に乗り出している。西友が2000年に他社に先駆けて導入し、最近ではダイエーが2008年に参入した他、イオンなども実施店舗や地域を拡大している。消費者が生鮮食品や日用品をネットで注文すると、最短2、3時間で自宅に届くといった、外出しないで日々の買い物を済ませることができる簡便さが消費者に受け入れられている。ミネラルウォーターなど重いものを運ぶ労力がいらず、高齢者や働く女性など幅広い層の需要が期待できると思われる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
ブラ男とは、ブラジャーを着ける男性を指す言葉である。最近、女装としてではなく、実用的な側面から日常の下着として、ブラジャーを着ける男性が増えているという。愛好の理由は、安心感などが得られること。ブラジャーの締め付けには男性用下着にはない感覚があり、安心感や集中力が得られるという。しかし、周囲の理解が得られにくいことから、基本的には着用を秘密にすることが多い。ブラジャーを着用する男性の存在が広く知られることになったのは、2000年代の初め頃である。雑誌記事が話題になったことや、ネット通販の普及などが背景にある。今年男性用ブラジャーを取り扱う会社が登場したことから、再び注目を集めている。(参考:日経流通新聞)(R.T)
乾燥した日が続くと、服を脱ぐ時などに静電気を感じることが多い。アクリルなど静電気をためやすい化学繊維の服を着て動くと、摩擦で帯電する。その状態で服を脱いだり、ドアノブなどの通電しやすい金属に近づくと放電し、静電気を感じるのである。指先に痛みを伴う時は1万ボルトもの電圧になるという。実は湿度とも関係があり、60%以下で体表面に帯電しやすく、火気に近いと引火して火災の原因となる。近年、増加傾向のあるセルフ式ガソリンスタンドでは、静電気除去シートを設置し、それに触れることで静電気を放電し、引火による火災を防いでいる。静電気を防止するためには、室内では加湿を行い湿度を高める、屋外では静電気除去機能が付いたキーホルダーなどの静電気対策アイテムを使用することが望ましい。(参考:日本経済新聞)(R.T)
親が仕事に忙しいことに加え、最近は子供も塾通いなどで慌しく、家族で食卓を囲むことが減っている。親の目が行き届かず、子供が1人で好きなモノを欲しいだけ食べる「勝手食い」などとともに、中学生などが安易にダイエットに走る大きな原因となっている。忙しい状況を変えるのは難しいが、休日を利用して親子で食事を作ることで、家族での食事の機会を増やし、子供に自分で作った料理をしっかり食べさせるなど、家族の食卓を見直すことが必要となってきている。(参考:日本経済新聞)(R.T)