少子化で低迷している菓子市場のなかで、グミキャンデー市場が拡大している。ある調査会社の調べでは、2007年の国内の市場規模は前年比2割増の251億円となっている。甘い物が好きな子供や女性だけでなく、禁煙となったオフィスでタバコを吸えなくなった男性の需要が増えているのが要因と考えられている。グミはもともと子供向きの菓子であったが、2003年以降、女性向けにコラーゲンなど健康に良い成分を強調した商品が相次いで登場し市場が拡大した経緯がある。
女性に比べ、男性はかみ応えのある硬めのグミを好む傾向がある。たばこの代替需要としてガムを利用する人は多いが、グミは飲み込めて腹を満たせる点が受け入れられている。(参考:日本経済新聞)(R.T)