ロイヤルホールディングスはファミリーレストラン「ロイヤルホスト」において、飲料が飲み放題であるドリンクバーを縮小する。
集客効果が見込めるドリンクバーは、ファミレス業界では標準的なサービスとして定着しているが、その一方で、若者達の集団が長時間たむろして店内の雰囲気を損ねたり、1人の料金で何人もが分け合ったりといった弊害も近年目立ちだした。
「ロイヤルホスト」はドリンクバーの廃止による客数の減少といったマイナスも想定しているが、客席の回転率を向上させることでこれを補えると見ており、今後は高齢者の来客頻度が高い店を中心に、ドリンクバーを提供しない店を全店の2割の50店まで増やす方針だ。
中高年の客層が確実に増えつつある現在、ファミレス業界各社も客層の変化を意識した新たな店舗づくりやサービスを再構築する時期に来ているのかもしれない。
(参考:日経流通新聞) (R.S)
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