カヤックやパラグライダーなど、スポーツを通しての婚活「スポ婚」が広がっている。
従来の会話式で行われる婚活に比べ、気軽に打ち解けやすいため、独身男性の参加意欲も高い。また、少子化対策とスポーツ振興を一石二鳥で解決する事業として、「スポ婚」に注目する自治体も増えてきている。
実際に、茨城県行方市では全5回のゴルフ練習による婚活「愛のアルバトロス」、奈良県生駒市では結婚後同市に移住することを希望する男女を対象に「婚活ノルディックウォーキング」が開催されている。これらのイベントには、若者の運動習慣を根付かせて、体育施設の利用率を上げる狙いもある。
地域活性化の役割はもちろんのこと、年齢や年収など「条件」を重視しがちな従来の婚活とは違い、互いに運動することで相手の人となりにも関心が向けられる新しい婚活スタイルとして「スポ婚」の今後の広がりに注目していきたい。
(参考:日本経済新聞) (R.S)
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