仮想空間に自分のアバター(自分の分身となるキャラクター)を作り知らない人や友達などと交流するサイトが賑わっている。その中でも、1200万人の利用者を持つアメーバピグにおいて、画期的なサービスが開始された。
ローソンとアメーバを運営するサイバーエージェントが組み、仮想空間とコンビニの店頭を併用した新手のサービスを始めている。ローソンの商品をアメーバピグ内で仮想アイテムとして販売し、商品の購入者がローソンに出向くと、実際の商品を受け取れるというものである。
このサービスは更に、広告主の商品アイテムを購入者のアバターに持たせられるために、1200万人がいる仮想空間にて他の利用者に宣伝ができ、リアルでの販促効果も見込めるという。
インターネット上の空間を販促の場として活用し、顧客の実店舗誘導につなげ、コンビニに商品を卸す企業を広告主として開拓する新しいビジネススタイルは、ネット社会が更に進んでいくなかで、今後の新たな市場になると見られており、様々な企業の取り組みに期待が集まる。
(参考:日本経済新聞)(R.S)
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