新型インフルエンザの予防策として緑茶が注目されている。日本カテキン学会では、緑茶に含まれるカテキンに予防効果が期待できるとの報告がされている。「緑茶うがい」についての意見も交わされるなど、医療、保健衛生関係者らからの関心も高まっている。
静岡県立大薬学部の山田教授は平成16~17年の冬、全国の老人ホームの入所者や病院の職員らを対象に、うがいに緑茶カテキンを使用したケースと使用しなかったケースで、どれだけインフルエンザの発症率が違うかについて、調査を実施。結果によると、緑茶カテキン水を試した76人のうちインフルエンザに感染した人は1人(感染率約1.3%)。これに対し、非カテキン水では48人のうち5人(同約10.4%)が感染し、緑茶カテキンの効果が実証されたとしている。 (参考:産経ニュース)(M.Y)
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