乳幼児のおむつ離れの時期が遅くなっている。プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンの調べでは、おむつが外れる平均月齢は1998年が28ヶ月だったのに対し、2007年は40ヶ月になった。自然な成長にまかせ、無理に急がせる必要はないとの考えが浸透したためである。
紙おむつはまたを包んで腰部分をサイドテープで留めるテープ型とパンツ型の2種類に分かれる。成長につれ前者から後者に移るのが一般的。テープ型の国内販売金額は過去10年間で6割減ったが、パンツ型の販売金額はおむつをする期間が延びたことなどが寄与して同4割近く増えた。2008年度の国内紙おむつ市場は1998年度比2割減の1944億円。いくらおむつをする期間が延びても、少子化を補うまでには至らないようである。 (参考:日本経済新聞)(R.T)
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