自動車の騒音軽減にはマフラー(消音器)だけでなく、タイヤの規制も必要である。幹線道路沿いでなかなか改善しない車の騒音対策として、環境省はこれまで手つかずだったタイヤへの騒音規制の検討を今秋から開始する。車の騒音は現在、大半がタイヤ由来のため、欧州で先行するタイヤ規制などを参考にしながら、11年度以降の導入を目指す。 車の騒音はエンジン、吸・排気系、タイヤなど様々なところから出る。
かつてはエンジンや、マフラーなどの排気系が騒音の大部分を占めていたが、改良が進み、今では一般の舗装道路を一定の速度で走らせた場合、騒音の約9割はタイヤ由来となっている。加速時も騒音の3~8割がタイヤからで、対策の必要性が高まっていることが背景として挙がっていた。 (参考:朝日新聞)(M.Y)
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