夜間によく眠れないため、昼間に強い眠気が生じるなど日常生活を脅かす睡眠時無呼吸症候群(SAS)。最近、この病気が子供にもみられるようになり、学力低下などの悪影響を及ぼすことが指摘されている。
SASは、「成人の場合、睡眠中に呼吸が10秒以上停止する「無呼吸」が1時間に5回以上繰り返される病気」と定義される。主な症状は、いびき、熟睡できない、昼間の強い眠気、集中力の欠如等で、死に直結するものではないが、QOLは低下する。子供は成長段階によって体格や呼吸数が異なるため、一律の基準は設けられていないものの、睡眠中に5、6秒程度の呼吸停止があれば無呼吸に該当すると専門医の間では捉えられている。 (参考:産経新聞)(M.Y)
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