乳がんの早期発見につながるとして「自己触診」への期待が高まっている。医師検診のマンモグラフィ(乳房X線撮影)は精度は高いものの、若い女性ではがんを見つけにくい。日本は乳腺専門医が少ないこともあり、自己触診のやり方を知る女性は多くないとみられているが、最近は自己触診を推奨する自治体が増え、自分で感触が確かめられる市販の簡易キットも登場してきている。
自己触診は自分で乳房を触り、しこりがあるかどうか調べる。閉経前の女性は月経終了後1週間以内、閉経後の女性は一定の日に行う。しこりが、がんで「ステージ1」(2センチ以下)ならば進行前で治療しやすい。毎日チェックできる自己触診に対する積極的な啓蒙活動が求められている。 (参考:MSNニュース)(R.T)
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