ワインを1日1杯飲むと、食道癌の前兆であるバレット食道のリスクが低下する可能性が示されている。バレット食道は酸の逆流により食道が回復不可能な損傷を受けることによって生じるもので、人口の約5%にみられる。この症状のある人は、食道癌の一種である食道腺癌の発症リスクが30~40倍とされている。研究では1日に1杯以上の赤ワインまたは白ワインを飲む人は、バレット食道の発症率が56%低いことが判明。ビールや蒸留酒ではリスクの低下はみられず、またワインの摂取量が増えても予防効果の増大はみられていない。 (参考:HealthDayNews)(M.Y)
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