子供の進学先や就職先などに関して、子供より先回りし進路を指示する親が増えている。こういった親は、車の道案内をするカーナビゲーションシステムに似ていることから「カーナビ親」と呼ばれている。子供の将来を心配しての親心かもしれないが、子供から失敗経験を奪い自立に影響を及ぼす恐れがある。
指示を出したり、事細かに面倒を見たりするカーナビ親は日本だけの現象ではなく、フィンランドでは「カーリングペアレント」と呼ばれている。ストーンを目標へ滑らせるため、ブラシで氷上をこするカーリング競技の姿になぞらえ、子供の先々に手を打つ過保護の親を皮肉った言葉であると言える。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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