妊娠中や授乳中の飲酒によって引き起こされるアルコール障害のことで、胎児に奇形、発育不全、自制心の欠如、事象の把握力不足などの障害が起きる。100人に1人の割合で出現するといわれている。
専門医曰く、「もともとアルコール依存症や中毒症には女性のほうがなりやすいもの。なぜなら、女性ホルモンはアルコールの分解を遅くする働きがあり、その分女性はアルコールの悪影響を受けやすいのです」「少量であっても母親がアルコールを口にすることで、胎盤あるいは母乳を通じて胎児や乳児の体内に酒が入り病気が引き起こされます。また母親がアルコール依存症や中毒であれば酒を飲む機会は多くなるでしょうから、やはり子供は病気になりやすいのです」
妊娠がわかったらすぐに、また授乳期間中の出産後1年ぐらいはアルコールを絶つことが、これを予防することにつながる。(参考:夕刊フジ)(Y.A)
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