衣服を洗濯する際に水や洗剤の使用を抑えるという、消費者の環境意識が高まっている。洗剤を使わずにシャワーで汚れが落とせるスーツや、お風呂の残り湯を効率良く使うことですすぎまで行う洗濯乾燥機などの販売が増加している。環境意識の高まりだけでなく、原油高によるクリーニング料金の上昇からクリーニング代金を節約したいというのも背景にあると思われる。
クリーニング代金は原油高及び人件費が上昇していることもあり、年々高くなっているのが現状である。クリーニング会社のきょくとうによると、クリーニング市場は2006年は4631億円とされており、1992年の8170億円から約4割減少している。
低価格衣料が普及していることや、洗濯機や洗剤の性能が高くなっていることから、消費者が自宅で洗濯を行う傾向が強くなっており、クリーニング離れを強めているとも考えられる。(参考:日本経済新聞)(R.T)
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