厚生労働省は「国民健康・栄養調査」から、全国で糖尿病の疑いがある人は推計1,870万人に上り、4年前の前回調査と比較し250万人が増加したことを発表した。調査は2006年11月、1歳以上の1万8,000人を対象に実施し、糖尿病については20歳以上の男女4,296人の血液検査データをもとに推計した。1万8,000人のうち、6割近くが運動をしていないことや、午後9時以降に夕食を取る人が男性で2割近く占めることが判明した。糖尿病をはじめとする生活習慣病が増加している理由として、運動不足や食生活の乱れが挙げられることが浮き彫りとなった。同省は「運動量が少ないわりにカロリー摂取が多く、不規則な食生活が糖尿病増加に影響しているのでは」と指摘している。(参考:読売新聞)(N.U)
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