Web1.0ではウェブサイトを見るだけだが、Web2.0ではユーザー自身で好き勝手にコンテンツを加えたり修正できる。今までのようにユーザーがコンテンツを利用するだけでなく、ユーザー自ら作成するのがWeb2.0の特徴といえる。ブログの広がりにより、ユーザーは気軽に情報発信できるようになり、また情報発信者となったユーザーがブログのコメントやトラックバック機能を活用し、触発された情報の中から新しい流行が生み出されている。市場全体という大々的な流行ではなく、特定の地域限定や従来のマスコミでは取り上げられなかった小さなマーケットでの流行である。
Web2.0ではインターネット全体がユーザー同士のコミュニケーション基盤として連動し、ますます進化していくと思われる。つながったユーザー同士が大きな力をもつことから、企業はユーザーを協力者にするビジネスモデルを構築していく必要が求められている。
Web1.0では主体が企業だったが、Web2.0の主体はユーザーに移っていく。Web1.0時代の単純な情報消費者から情報発信者へと形を変え始めている。(R.T)
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