2008年4月1日から実施される特定健康診断と特定保険指導の義務化に向けて、日頃の生活習慣を改めなければならないが、なかなか実行に移せないという悩みを持つ人が増加している。
このような悩みを持つ人たちの間で、短期入院(ショートステイ)して指導を受ける「教育入院」が広がるだろう。
生活上の注意点などを集中的に学ぶ教育プログラムとなっており、医師や看護師、栄養士らがチームで取り組む。
生活習慣病の治療では、患者の教育が重要となっている。来年4月から実施される特定保健指導の義務化で指導の対象となる人にとって、教育入院を活用し持続的に自己管理する運動、食事のノウハウを学ぶことの意義は大きい。(日本経済新聞)(R.T)
★教育入院
・一般入院扱いなので公的医療保険がきく
・元来は糖尿病治療の一環として始まった制度だが、メタボリックシンドロームの他、高血圧、腎臓疾患、慢性関節リウマチ、緑内障、呼吸リハビリを対象にする病院も増加。
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