魚を肥料に使って野菜や果物を栽培する取り組みが拡大。環境配慮型の農業の実現につながるということで注目されている。
骨やエラなど食用にならない部分の有効活用につながるほか、化学肥料を使わないことで環境保全につながるメリットがある。
今後は、生産者が魚で育てた野菜として付加価値を高めて売り出すことも見込まれる。
以下は具体例。
①茨城県石岡市のJAでは魚粉で育てたブロッコリー・キャベツを出荷
②沖縄県名護市のパパイア農園「日本香花園」では魚の骨などを乾燥・粉末化してパパイアを栽培
③高知県の洋菓子「風工房」はケーキなどにカツオで育てたイチゴを使用
(日経流通新聞ほか)(N.U)
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