ビールかすはその80%が水分で構成されている。
年間70~100万トンもの量が排出されており、うち、およそ95%が主に牛などの飼料に利用されるといわれている。
ビールかすは、①ビールかすにはビタミン類が多く含まれている ②牛にとっては良質な肥料となる ③活性炭をつくることができる ④農産物の肥料として使われる、などの特徴がある。
最近では、バイオマスチップのフィギュアを製作、土産品として有効活用している企業も出てきているほか、キリンビールのように、材料費ゼロのバイオエタノールを生産するケースなどがある。(トウモロコシからつくるエタノールの場合、原料費高騰の一因だが、副産物であるビールかすを原料とする場合、副産物ゆえに原料における商品相場への影響はない)(K.Y)
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