経済産業省・中小企業庁が地域産業資源活用促進法に基づく中小企業の事業計画を初認定。農林水産品や産地の技術、観光資源など、『地域がもつ資源を活かす新製品や新サービスなどの計画』で、第1弾として153件が選ばれた。
選定された中小企業は、事業融資や専門家によるマーケティング活動のアドバイスなどが受けられる。従来、資金的な問題やマーケティング、販路開拓などの課題が足かせとなっていた中小企業が、高品質な商品や新アイデア商品・サービスなどを生み出すチャンスといえる。
【地域産業資源活用促進法】・・・農林水産品、鉱工業品とその生産技術、観光資源の3分野で地域に埋もれた資源を掘り起こす狙いで今年6月に施行。認定企業は試作品の開発、展示会出展などの販路開拓に対する補助金に応募できる。また、マーケティングの専門家による継続的なアドバイスや、設備投資減税、中小企業信用保険法の特例、政府系金融機関による低利融資も受けられる。
(日経MJより)(K.Y)
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