専業主婦だった妻が再就職しても、夫は家事や育児にあまり協力していない実態。
家計経済研究所が発表した06年度の「消費生活に関するパネル調査」(27~47歳の女性1,769名)では、専業主婦だった妻が2006年に再就職した結果、平日の仕事に費やす時間は前年より約5時間増えた一方、家事・育児に費やす時間は約3時間減っていることがわかった。
差し引きの2時間は趣味・娯楽の時間や睡眠時間を削ったものとみられる。その一方で、夫の平日の家事・育児時間は前年よりわずかに2分増えただけ。
近年では、妻を対象に「いかに夫の協力を得るか(協力させるか)」といったテーマの各種セミナーの開催やインターネットブログ上での情報提供が活発化している。今後は、夫を対象にした教育セミナーなどが増えてくる。(参考:日経新聞ほか)(N.U)
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