北海道大学の伝田健三准教授(児童精神医学)らの調査で、精神科医に「うつ病」と診断される小中学生の割合が1.5%であることが報告された。
千歳市内の小学4~6年生616人と中学1年生122人の計738人を対象に、複数の精神科医が診断した。
738人中11人(1.5%)が米国精神医学会基準で「大うつ病性障害」(うつ病)と診断。
軽症のうつ病や双極性障害(そううつ病)を含めると4.2%の31人(中1は13人)と診断された。
伝田氏は「大人の有病率は約5%と考えられており、中学生は大人と変わらなかった」と話している。
(朝日新聞など K.Y)
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