食品メーカーや大手小売が有機食品の開発・販売を本格化している。有機食品とは、有機農産物(化学肥料や農薬を使用せず、堆肥などによる土づくりが行われている農場から得られる農産物)及びこれを原料として製造される有機加工食品のことである。
2007年9月から、伊藤ハム、日本製粉、カルビーなど食品メーカー17社が統一ブランド(ブランド名「オーガニック・ギルド」)による有機食品の商品化(米、調味料、レギュラーコーヒー、漬物、ハム、菓子、お茶など)に乗り出す。また、小売大手のイオンは自社企画の有機食品を新たに20品目を投入、イトーヨーカ堂は首都圏店舗で専門コーナーの展開を始める。
なお、「有機JASマーク」は化学的に合成された肥料、農薬を原則として使用しない農産物やそれらを原料として加工された農産加工食品に表示されているマークであるが、日本農林規格(JAS)に基づく有機JAS認証制度の基準に適合する食品であれば、パッケージ等にこの「有機JASマーク」が表示でき、「有機●●●」「オーガニック●●●」といったPRが可能となる。(参考:日経新聞ほか)(N.U)
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